減災社会プロジェクト

 阿武山観測所では、京都大学防災研究所が平成24年度(2012年度)度から5年計画で推進中の「減災社会プロジェクト」(正式名称は、「巨大地震津波災害に 備える次世代型防災・減災社会形成のための研究事業-先端的防災研究と地域防災活動との相互参画型実践を通して-」)の一部となる研究をいくつか進めています。
 「減災社会プロジェクト」とは、南海トラフの巨大地震・津波、首都圏での巨大地震、超大型の台風災害など、巨大災害に備えるために、防災・減災の最先端 の研究と地域の防災活動をつなぐ「情報」、「場」、「人材」を、専門家と非専門家が協働しながらつくりあげることを目的としたプロジェクトです。
「東日本大震災」以降、特に、先端的な防災研究と地域社会での地道な防災活動が融合した、「安全・安心」な次世代型の防災・減災社会を作り上げていく必要が高まっ ています。そのためには、従来のように、先端的な防災研究と草の根の地域防災活動とが、前者から後者への普及・啓発というワンウェイの関係で結ばれるので はなく、両者が協働で、言いかえれば、社会全体が防災実践に必要な情報・知識・技術を「共同生成」できる体制を整備する必要があります。
 以上の視点に立って、本研究事業では、防災をめぐる「専門家と非専門家」との関係性、あるいは、「研究と実践」との関係性を、総体として変革するための 基礎知識、基盤的方法を獲得することを目的として、理論的で、かつ実践的な研究を推進しています。
 なお、本プロジェクトの詳細や、阿武山観測所以外での研究・実践内容については、 減災社会プロジェクトのページをご覧ください。