阿武山観測所サイエンス・ミュージアム化計画

 阿武山観測所は、「満点計画」(次世代型稠密地震観測計画)満点計画の中核となって現役の地震観測施設としても機能すると同時 に、80年あまり前の設立当時の超大型地震計から最近の地震計まで、世界の地震観測の歴史を語ることができる地震計を所蔵しています。
 これらを生かして、地震学の萌芽期から最新の研究成果まで、地震研究について一般の方にわかりやすくお伝えするサイエンス・ミュージアム(地震学の博物 館)としても観測所を活用しようとする計画が、「阿武山観測所サイエンス・ミュージアム化計画」です。この取り組みが始まって、まだ2年余り。しかし、おかげ さまで、現在では、月に何度も公開日やイベントが設定され、多くの方でにぎわうようになりました。
 また、平成24年度(2012年度)後半からは、観測所主催の研修会(養成講座)を修了した一般のボランティアの方(阿武山サ ポーター)が、施設公開日における講義や館内ツアー説明、さらに、受付、準備等の作業も担当してくださるようになりました。(サポーター制度について)  この仕組みは、サイエンス・ミュージアムが、専門家と非専門家の架け橋となる舞台になるよう、ミュージアムの運営そのものに一般の方に参加してもらうことを意図したものです。  今後も、子どもたち対象の夏休み特別企画や、主に理科等を担当される学校の先生方のための研修プログラムの受け入れなど、減災社会プロジェクトの一環として、観測所のサイエンス・ミュージアム化をさらに進展させていきます。